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ABOUT

What is FSAE ?

  学生フォーミュラ大会は1981年に,教室の中では優秀なエンジニアが育たないことにいち早く気づいた米国が 『ものづくりによる実践的な学生教育プログラム』として Formula SAE(SAE International主催)を開催したことに始まり, 現在ではアメリカをはじめ,イギリス(Formula Student 1998~),オーストラリア(Formula SAE-A 2000~)で 同様の大会が開催されています. 日本では,全国的なものづくりコンテストとして, 鳥人間コンテストや,ソーラーカー大会,ロボットコンテストがありますが, 自動車技術分野においてはそのような大会は存在しませんでした. その間米国ではFormula SAEというものづくりコンテストの歴史を積み重ねていました.
 このような経緯を経て,日本では2003年より自動車技術会主催のもと 「全日本 学生フォーミュラ大会 -ものづくり・デザインコンペティション-」として米国のFormula SAEと同様のルールの下, 大会が開催されています.
 日本大会は2015年度で13回目の開催となり,当初17チームという参加校だったのに対し, 2回大会34チーム,3回大会45チーム,と順調に参加校を増やしていきました。10回大会以降はEVクラスが設立され、ICV(ガソリンエンジン)クラスとEVクラスの2クラス体制になり、昨年の12回大会ではICV(ガソリンエンジン)クラスでは国内の大学が71チーム、海外の大学が17チーム、EVクラスでは国内が6チーム、海外が2チーム参加しており、両クラス合計で
96チームが参加しました。
 学生が主体となり大会出場用の車両を開発・製作することにより, ものづくりの本質やそのプロセスを学び,ものづくりの厳しさ・おもしろさ・喜びを実感し, 車両のマーケティング,企画・設計・製作,コスト管理等のものづくりにおける実戦力を向上させることが可能な為, 学生に対しては自己能力向上の場,企業に対しては将来を担う有能な人材発掘の場としても効果的です.

Conpetition

大会は合計1000点で配点された各競技を争うことによって順位を決めます.
大きく分けると,車検・静的審査(車両を走行させないで行う競技)・動的競技(車両のタイムを争う)の3つに分けられます. 静的競技は,事前に提出したレポートや大会本番までに準備してきた内容などが重要視されます. 動的競技は,本番のタイムのみで採点されます.動的競技は車検をすべて合格しないと参加することができないため, すべての競技に参加するためには早めに車検に合格する必要があります.

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